東洋医学を学んでいる方の悩みで最も多いのが、 「理解しているのに、語ろうとすると難しい」ということです。 これを解決するのがアウトプットを前提として学ぶこと。 アウトプットするにはコツがあります。 このコツをマスターすると、いままで学んだことを忘れることなく、 自分でいろいろとつながりを発見できるようになっていきます!
たとえば、陰陽や気血水、肝、脾などはすべてが専門用語。 一般の方には理解ができません。 どう説明すれば伝わるでしょうか? 陰陽のバランスが大事=自然の変化に合わせて生活することが大事なので、 たとえば夜更かしは自然の並に逆らうことです。 などと、普通の言葉で全てを説明できるようにすることが大事なのです。
そのほか、倦怠感やむくみ、ほてりなどといった症状も、 そのままでは正確に伝わらない専門用語。 独特な表現で学んだことを、現代語に翻訳していく作業をまずは行います。
そして、西洋医学で良いといわれていること、 今世間で流行している健康法などを、東洋医学の理論ではどう考えられるか? たとえば、逆流性食道炎を気逆、コレステロール値が高いことは瘀血、 クローン病は脾気虚と肝火上炎などと置き換えていきます。 コールドジュースやローフードは酵素に注目していますが、 これは脾気虚を改善することとつながります。 テレビや雑誌などでよく目にする言葉や用語を、 東洋医学につなげるハウツーをお伝えしていきます。
アウトプットのコツをつかめたら、次の段階に進みます。 それは、「あなたなりの解釈」をつくることです。 陰陽などはとくに抽象的なので、どう捉えるかによって解釈も変わっていきます。 今までのご自分の経験が、すべてつながっていると実感することができます。 その経験がすべて役立つことに気がつきます。 東洋医学がおもしろい!と本当に感じるのは、ここです。
その境地へ達するための、ワンステップ上の考え方をマスターできる講座です。
卒業後、ご希望の方は協会主催の「初級クラス」の開催ができます。 また代表理事天野のセミナーへ講師補助として参加ができます。
セルフメディケーション。最近徐々に浸透してきたこのメソッドは、東洋医学に基づいて、体と心の不調を総合的に診て原因を考え、治したり予防したりできます。その原因究明の推理的なところがNHKの「ドクターG」のようで面白くてハマりました。そして、実際に自分の不調がかなり治せたこともあって、この知識で周りの人達の役に立つことができれば、もっと人生が豊かになりそう。しかし、昨年他校で学んだものの終了して以来、自習でスキルアップすることが続かず、この後どうしようかと困っていました。 そんな矢先に、偶然、天野先生がセルフメディケーション協会を立ち上げ、講師コースを開設することを知ります。講師。。いきなり敷居が高いかなと迷いはありましたが、知識を自分のものにするには、アウトプットをしていくことが一番。良い経験なるだろうと受講を決め、第一期生として、5月から受講スタート。 講師クラスは、3時間を6回。基礎はわかっている前提なので、講義にプラスして、時々ロールプレイが入り、漢方を知らない人にわかるように説明する練習。やはり平たく説明するのは工夫が要り難しい。一方で、毎回先生の用意してくれる資料は、多岐にわたり膨大。これらがマスターでき、漢方東洋医学をベースに自分流に知識に広げて、人に伝えていけたら楽しいだろうな、セカンドライフの目標もできるかもしれないと、クラスが楽しみになりました。 とはいえ、コースの期間中は、すでに習っているはずの内容も、うろ覚えですぐ思い出せない。疏泄って、えーっとっと、という状態で、必死で説明の仕方を考え、臨床事例を考察してと、楽しさと緊張が相まって、毎回のクラスはすぐに時間が経ってしまいます。 結局、6回で山積みになった資料は、消化しきれず、クラスを修了した段階では、正直今のレベルで教えるなんて絶対無理、と思いました。 普通のカルチャースクールならここで終わるのでしょうが、修了後に始まったのが、フォローアップ。ここからが本番のような気がします。 基礎コースの内容を1期生の同期8人で分担し、自分の担当パートを教え、みんなのパートを教えてもらうというロールプレイを月一程度開催。それぞれが準備した資料で教えるので、教え方だけでなく、こだわっている部分も知識として加えられ、感心したり、新しく気づいたり。これがとても勉強になります。 実際、短いパートでも自分が話すための資料を作成して、一回人前でしゃべってみると、次からここは話せるという自信がつきます。これを繋いでいけば、私でも教えられそうという気がしてきて、モチベーションはむしろクラス受講時点より上がった感じ。 まだまだ勉強は続きますが、早く基礎内容を修め、次は臓腑や、陰陽五行思想などをもっと深めて、自分流に伝えていきたいと、興味と期待が尽きない昨今です。
病気になる前にセルフケアできる人を増やしたい。管理栄養士として病院で仕事をしていたとき、このように考えることが増えました。 セルフケアの方法としては、カロリーや栄養成分で管理される西洋医学よりも東洋医学の方がわかりやすいのではと考え、漢方を学び資格を取得。しかし、ある程度勉強したにも関わらず、知識を生かして仕事ができるのかというと疑問が残り、アウトプットを前提として学ぶことができるセルフメディケーション協会の講師コース受講を決めます。限られた回数の中で本当にできるようになるのか自信はなかったですが、天野先生のように仕事がしたいという想いで学び始めました。 講座の中でロールプレイの練習をしていくのはもちろん、終了後もフォローアップ講座で練習を重ねることができますし、自分で講座を開催することもできます。ロールプレイの前はものすごく緊張しますが、失敗しても良い場で練習ができるのはとてもありがたいことだと感じています。 また、講座の受講は管理栄養士として仕事をするうえでもとても役立っています。カウンセリングをするとき、栄養成分としての話だけでなく、薬膳の視点も合わせて食事のアドバイスができるのは、両方を学んだからこそできる強みです。 東洋医学は奥が深く、まだまだ学ぶことがたくさんあります。これからも勉強を続け、美味しく楽しいセルフケア方法を広めていきたいと思います。
1・2日目 東洋医学、セルフケアをわかりやすく人へ伝えていくコツをマスターする
東洋伝統医学を、簡単にわかりやすく伝えることが難しいという声をよく聞きます。受け身の授業から学び方を転換させ、自分で考えて自分の言葉でアウトプットしていく方法をご紹介していきます。
3・4日目 伝統医学を現代に活かす言い換えの法則をマスターする
東洋伝統医学には、気滞や疏泄などの独特な表現がたくさんありますが、一般の方にそのままの表現で伝えても理解してもらえません。どう表現すると相手に伝わるのかを考えていきます。そして今話題の健康法とのつながりを見いだすコツがわかると、あとはもう自分ですべてにつながりを感じていけるようになります。一生自分で学び続ける秘訣もご紹介いたします。
5・6日目 講座に参加する姿勢がかわる!
説明上手は「伝えたいキーワード」をおさえている。 話が上手な人、説明上手な人は「キーワード」で考えています。このコツをつかめば、だれでも説明上手になれる! 実際の講座のマニュアルを作って、わかりやすい説明の仕方を習得し、今まで学んだ知識を使える知識にしていきます。
7・8日目 場数でブラッシュアップ!アウトプットロールプレイ
考えているだけでは前に進めないこともたくさんあります。自信がつくまで待っていたらいつまで経ってもスタートできないものです。学んだ知識を忘れずに、自分のものとするためにはアウトプットの実践が一番。簡単なロープレをしてアウトプット体験を行い、総仕上げをしていきます。
※1年間の「講師フォローアップ会員特典」が利用できます。
・セルフメディケーション初級・中級講座を1コマ1,100円(再受講の場合のみ)
・プロフェッショナルコースベーシック講座を1コマ1,100円(再受講の場合のみ)
・毎月開催の会員様向けフォローアップ講座(無料)への参加
・講師 天野のプライベートカウンセリング
・講師 天野の外部講座へ講師補助として参加 等
天野 賀恵子(あまの かえこ)
般社団法人セルフメディケーション協会理事
国際中医師
国際中医薬膳師
全米ヨガアライアンス200TTC修了
講師詳細はこちら>> |
Copyright©Selfmedication Association All Rights Reserved