薬膳クラスのラストは、みなさんで京都へ!
当日、東京は極寒の朝でしたが京都は快晴。
京都駅にみなさま無事到着してバスで京田辺市へ向かいます。
一休さんが晩年を過ごした酬恩院一休寺へはバスで30分。
京都駅のざわざわ感とは違う、とても静かなところです。
前日に雨が降ったこともあり、新緑が美しい!!
苔もつややか。
まずは一休さんのお墓があります。
一休さんは皇室と血縁があったため、お墓のエリアは宮内庁の管轄。
お墓の先にあるのが一休寺。
入り口には寅の屏風が。
とんちの一休さんですね!
まずはご住職から一休さんの生涯についてや、禅宗のお話しを伺いました。
縁側に腰掛けてお庭をみながらのお話し。
途中、鳥のさえずりがきこえてきたり、とにかく癒される空間でした。
お寺の裏手にある一休寺納豆を作るエリアで、昔ながらの手作業で作られている一休寺納豆の製法についてもご説明いただきました。
納豆菌は使わずに、麹菌を使って作るため、ねばねばしたものではなく、豆鼓に似た食感です。
かつて、お寺とは最新の流行発信地。
大陸で流行っている様々な製法や食材、薬や自然観、宗教などをいち早く取り入れ、それを普及させていった場所でもあるのですね。
一休寺では、保存食として優れた納豆を紹介し、今に伝えています。
晴れた日には日光に当てて、日が落ちると桶の蓋を閉めて。
毎日繰り返される作業。
1年以上この作業を続け、さらに寝かせてから商品となります。
2015年に仕込んだ木樽。
一粒でご飯一膳はいただけるおいしさです。
Copyright©Selfmedication Association All Rights Reserved