9月18日
ホリスティック薬膳栄養学の第一回目のセミナーを開催いたしました。
テーマは、糖質をとりすぎると老化が早まるということで今話題になっている「糖化」。
開催1ヶ月前には満席となり、キャンセル待ちも対応できず申し訳ございませんでした。
糖化とは、糖質を摂りすぎることでたんぱく質が劣化してしまうことです。
体はたんぱく質でできているので、それが劣化するということは体のすべてが老化するということになります。
肌ツヤがなくなる
髪が抜けて、コシがなくなる
顔がたるむ
腰周りがたるむ などは糖化が原因の一つ!!
では、糖質をどれくらい私たちは摂っているのでしょう?
糖質のことを自覚しているかどうかをチェックすることからスタートです!
まずは芋けんぴ
芋だし、スナック菓子やチョコレートよりはいいよねぇと選びがち。
裏の表示を見てみましょう。
一袋が200gなので糖質は約142,4gあります。
【計算の仕方】
カロリーでみるのではなく「炭水化物」をチェック!
100g中71,2g
一袋が200gだから71,2gに2をかければいいんですね。
糖質=炭水化物ー食物繊維なので
炭水化物を見れば糖質がわかります。
【一食で摂取する糖質は88g】が目安だとすると、
間食で芋けんぴを食べるとほぼ1日分の糖質になってしまいます。
糖質界では結構な主張度です。
次に、スーパーで買えるパンについて
様々なパンを選んでみましたが、どのパンがもっとも糖質が多いでしょう?
ランキングを予測してもらいました。
まずはもっとも糖質が低いものから発表!
ちなみに【ご飯一杯分の糖質は36,8g】です。
さあ、次からさらに糖質が上がってきます。
えー、アップルパイってフルーツだし、ヘルシーじゃないの??
という声が多数。
結構な主張度ですねぇ。
次のレベルは、ご飯2配分くらいの糖質量となってきます
あんぱん、結構ノーチェックだったわぁ。
ここから次元が変わりますよ。
再確認【1日の目安 糖質=88g】 ですからね。
そして第1位!
181.9gって、2日分以上の糖質です。
糖質界の横綱ですね、メロンパン。
こういう風に、生活の中に潜んでいる糖質というのが結構あるのです。
糖質はどれくらい?と意識するようにするだけで、要らない間食は控えるようになります。
「ご飯をちゃんと食べて、間食をやめる」
これだけで糖化はかなり防げます。
間違っても、
「ご飯を食べず、炭水化物抜きをし、フラペチーノを飲む
または チョコレートを食べる
または おせんべいを食べる
または 和菓子だったら大丈夫でしょ? 羊羹たべよう」
とならないようにしたいところです。
「なぜ糖質はとりすぎるとだめなのか」を頭で理解していないと、どうしても甘いものが欲しくなります。
ですが、
どういうことが体内でおこっているのか?
糖質はそもそもなんなのか?ということがイメージできていれば
本来摂らなくてもいいものは欲しくならないのです。
薬膳知識を、現代栄養学で裏付けをとる。
これをテーマとしているホリスティック薬膳栄養学。
点で深める西洋知識を、東洋知識でつなげていくことで
「なにを食べたらいいのか? どう食べたらいいのか?」
を理解していただけるようなセミナーにしています。
次回のテーマは「ホルモンの正体を知り、脂質からのアプローチ法を知る」
女性ホルモンのバランスをとる方法をご紹介していきます!
※9月末時点ですでに満席となりましたので、会場を変更し追加募集を予定しております。
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