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コーヒーは体に悪い?? 〜LAの発がん判決を聞いて〜

2018年04月02日

今朝、テレビで「コーヒーは体に悪いのか?」について報道されていました。

これはロサンゼルスの裁判所が、コーヒーを焙煎するときに発生するアクリルアミドに発がん性があるため、コーヒーを販売するときには警告表示をすべきと判決を下したからです。

 

さて、コーヒーは本当に体にわるいのでしょうか?

 

その番組では、「飲み方」次第という結論で、1回に100杯飲むのでなければ大丈夫という解説でした。

 

いろんな説があるなぁと思いながら、こういった話しを聞きます。

そしてこういった情報を聞く度に、薬膳知識があってよかったなぁと思います。

東洋医学の軸を使って、自分で判断することができるから。

一番大事なのは「今の自分にとってはどうなんだろう?」ということです。

 

 

薬膳では、まず「何でコーヒーが飲みたくなるのか」を考えます。

コーヒーは苦味があるので、クールダウン効果をもちます。

「良薬は口に苦し」というのは、熱を下げる薬は苦いという意味があります。

 

活動をして交感神経が活発になると、体には熱が生まれるのでクールダウンを求めます。

お茶類は殆ど苦味なので、昔からの10時と3時にお茶を、というのはとてもいい習慣ですね。

 

「私は1日に3杯はコーヒーを飲むんです。」という方も多いですが、これは依存症。

飲み過ぎる、これがないとだめという状態は、心が満足していないから起こります。

もしかしたら、飲んでいるコーヒーが本物ではないかもしれません。

自然な状態で育ち、丁寧に焙煎管理されたコーヒーは、1杯で満足を得られます。

または、なんどもクールダウンしなくてはいけないくらい、体に熱がこもりすぎているかもしれません。

がんばりすぎですね。

 

自分のカラダが求める理由がわかると、心を満足させるものをいただきたくなります。

良い物を必要なだけ。

 

薬膳とは、「なにを選んでいただけば、心が満足するのか」を自分で実践できるスキル。

 

こんなことをいいながら、今日はお気に入りのカフェでコーヒーをいただいております。

本物を出してくれるカフェ、うれしいことに最近たくさん増えてきましたね。

心を込めてドリップしてくれるコーヒーは、とても体に良いものだと、私はそう思います。

 

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