丸ノ内朝大学の6回目は
「手軽にできる熟成&発酵薬膳」
エネルギーや栄養のある食材をいただいても
消化吸収できなければ、薬膳効果は感じられません。
食材のパワーをいただくためには
まずは胃腸の機能を上げることが大事なんですね!
最近流行の腸活。
スムージーやコールドプレスジュースは食物が持つ「消化酵素」をいただくことができます。
ただもっと効率的に酵素を取り入れる方法があります。
それが乳酸菌を使った発酵食品。
植物性の乳酸菌は生きたまま腸まで届くため、劇的に腸内フローラを整えることができます。
腸が弱ってしまった現代人は、シンバイオティクスが必要だと言われます。
植物性の発酵食品をいただき、生きたまま微生物を腸へ送るプロバイオティクスと
微生物を増やすエサを摂るプレバイオティクス。
この両方をバランス良くやることが大事なんですね。
今流行しているザワークラウトを試食していただきながら
身近な発酵食品について、発酵薬膳で大活躍されている宮田先生から話をうかがいました。
そして油の取り方も腸を整えるにはとても大事!
ほんものの油を選ぶコツを、飯田聡子先生を招いてご紹介していただきました。
飯田先生が世界をまわって見つけたというトスカーナ産のオリーブオイルの試食も出していただきました。
フルーティで非常に美味しいオリーブオイルです!
飯田先生のオリーブオイルを選ぶコツ
↓
上質の油は健康にも良く飲むことも可能。オリーブオイルは唯一油の中で果実。さらに30度以下の温度でしか抽出してはいけないので、酸度が上がらない代わりにオリーブに含まれるオイルのたった40%前後しか絞れない。 いいオリーブオイルの特徴は、青りんごやハーブの香りがすること、味が濃厚であって、飲んでも違和感が全くなくさらさらしている事。
オリーブは酸化が早いため、収穫後すぐに加工できる工場一体型の農園のものが良質の条件。
イタリアのトスカーナ産が良質で有名だが、イタリア全土で収穫されるエキストラバージンオイルのほんの3%以下しか生産されていないため貴重。
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