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樹海

2018年11月20日

樹海に足を踏み入れました。

風穴という場所は、富士山の噴火による溶岩の上に少しの土が堆積し、そこに木々が生えています。

土の層が薄いため、根を土の中に張れず、根っこが見事に絡み合っています。

私たちがみている樹木って、ほんの一部にすぎないなぁと感じられる光景。

土の中では、驚くくらいの長さの根を張り巡らし、土を固め、微生物を養っているんですね。

 

木は、上に上に伸びるけれど、根っこが安定していないと大きくは生長できない。

東洋医学は、自然の物に例えて体のつながりを教えていきます。

心は自由に、気持ちを解放してのびのびと過ごすには、カラダの土台である胃腸が整っていないといけない。

 

土は、木の根により支配され、根が張ることで固められ、土の役割を引き出してもらう。

胃腸を健やかにし、消化吸収力を安定させるには、社会で活躍しているという適度な刺激が必要。

 

樹海をみながら、そんなことを考えてしまいました。

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