樹海に足を踏み入れました。
風穴という場所は、富士山の噴火による溶岩の上に少しの土が堆積し、そこに木々が生えています。
土の層が薄いため、根を土の中に張れず、根っこが見事に絡み合っています。
私たちがみている樹木って、ほんの一部にすぎないなぁと感じられる光景。
土の中では、驚くくらいの長さの根を張り巡らし、土を固め、微生物を養っているんですね。
木は、上に上に伸びるけれど、根っこが安定していないと大きくは生長できない。
東洋医学は、自然の物に例えて体のつながりを教えていきます。
心は自由に、気持ちを解放してのびのびと過ごすには、カラダの土台である胃腸が整っていないといけない。
土は、木の根により支配され、根が張ることで固められ、土の役割を引き出してもらう。
胃腸を健やかにし、消化吸収力を安定させるには、社会で活躍しているという適度な刺激が必要。
樹海をみながら、そんなことを考えてしまいました。
Copyright©Selfmedication Association All Rights Reserved