先日、NHKで「IKIGAI」という言葉が海外で注目されている、という特集がありました。
生きがい。
それぞれ生きがいは違うものですが、四つの事柄を満たしているものがIKIGAIには大事だそうです。
・好きなこと
・得意なこと
・社会に求められること
・収入が得られること
ものすごくわかりやすい説明でした。
まさに私のやりがいが「セルフメディケーションを伝える」ということです。
そしてそのために、常に学び続けること。
社会に求められることは、想像以上に大事なことですね。
それを私が痛感したのは26歳のとき。
大学を卒業し、新卒で勤めた会社を辞めたのが26歳。
それまでは「学生」、「会社員」などの肩書きがありました。
学生でもなく、会社員でもなく、どこにも属していない自分にとても孤独感と不安を覚えました。
この期間に海外を旅しましたが、やはりこの孤独と不安は消えることがありません。
もっと楽しい時間だけがやってくると思っていた自由な期間は、私にとっては予想外の焦りとの葛藤。
それから、社会にどう属すのかを常に考えるようになり、最終的にはフリーランスで一生続けられる、自分にしかできない仕事をしようという結論に行き着いたのです。
今でも小さな不安はもちろんありますが、26歳のときの不安とは大きく違います。
やはり私は社会に属して、収入を得られる仕事、さらには好きな分野に携わる仕事がなによりも大事なんだと気づいたのです。
そして、ただ知識をお伝えするだけではなく、IKIGAIになりえるものを身につけ、生かしていただきたいと思って活動しています。
心に軸を作ると、もっと楽に生きられます。
私が協会を作ったのは、これをお伝えしたかったから。
それが「未病カウンセラー」の育成。
「好き」はなによりも強いですね。
「おもしろい」と思う気持ちが、少しずつ大きくなってIKIGAIに変わっていくと思っています。
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